労働災害
依頼者:従業員
相手方:会社
事案内容(相談までの背景)
工事現場で作業員が勤務をしていたところ、高所から落下し、重傷を負いました。
命に別状はありませんでしたが、その後不慮の事故により、作業員は亡くなってしまいました。
後遺障害が残る可能性が高い事故でしたが、治療が終了する前に亡くなったため、後遺障害の認定を受けることができませんでした。
また、事故状況について詳しく話を聞く前に、本人が亡くなったこともあり、事故の原因はよく分からない状況でした。
以上のことから、請負契約を締結していた当該会社に請求しても慰謝料が認められるか微妙な事件でした。
工事現場で作業員が勤務をしていたところ、高所から落下し、重傷を負いました。
命に別状はありませんでしたが、その後不慮の事故により、作業員は亡くなってしまいました。
後遺障害が残る可能性が高い事故でしたが、治療が終了する前に亡くなったため、後遺障害の認定を受けることができませんでした。
また、事故状況について詳しく話を聞く前に、本人が亡くなったこともあり、事故の原因はよく分からない状況でした。
以上のことから、請負契約を締結していた当該会社に請求しても慰謝料が認められるか微妙な事件でした。
解決内容
当初は交渉をしておりましたが、相手方が支払を拒絶したため、やむなく民事調停を申し立てることになりました。
民事調停でも、当初、相手方は責任を認めず、支払を拒絶しておりましたが、当方が工事現場に不備があったことや、指導監督が不十分であったことを具体的に主張・立証した結果、調停委員が相手方を説得してくださり、依頼者が納得できる金額での和解が出来ました。
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