労働災害
依頼者:派遣会社
相手方:派遣労働者
事案内容(相談までの背景)
派遣労働者が派遣先で右腕を切断するという重大事故を発生させました。
派遣労働者は勤務していた愛知県一宮市内の会社に対して損害賠償請求をし、会社の代表者から弁護士の関与が不可欠とのことで示談交渉の依頼を受けました。
派遣労働者が派遣先で右腕を切断するという重大事故を発生させました。
派遣労働者は勤務していた愛知県一宮市内の会社に対して損害賠償請求をし、会社の代表者から弁護士の関与が不可欠とのことで示談交渉の依頼を受けました。
解決内容
依頼会社は、労災の対人賠償責任保険に加入していたので、保険会社と連携して事案に対応することができました。
まずは、保険会社に事故の調査を委託し、事故の原因を把握しました。
そのうえで、労働者と折衝を行い、労働者側にも事故の過失があったと主張して、500万円以上損害賠償額を減額しました。
さらに、派遣先に主たる責任があるということで派遣先と責任割合を折衝し、派遣元1:派遣先9の割合で和解することができました。実質的な依頼会社の負担はほとんどゼロとなり、円満に示談解決ができました。
「労働災害」カテゴリーの他の質問はこちら
- 【解雇・労働災害】私傷病で頻繁に休む従業員に対して退職勧奨を行い、円満に退職してもらうことができました。
- 【労働災害】3次下請業者(依頼者)の従業員が労災事故に巻き込まれ、当該従業員から、元請と当該3次下請業者に損害賠償請求がされましたが、3次下請業者の責任割合を小さいものとして和解を成立させることができました。
- 【労働災害】労災死亡事案において、提示金額や交渉過程におけるアドバイスを行い、過失相殺及び民事賠償額の支払猶予を認めてもらい、解決しました。
- 【団体交渉・労働災害】労災で後遺障害等級10級が認定されている事案において、団体交渉において、請求額を減額し、過失相殺を認めてもらい解決しました。
- 【労働災害】足に後遺障害を残す従業員からの損害賠償請求に対して、請求金額の4分の1程度の支払で解決することができました。
- 【労働災害】過失相殺を認めさせ、労働災害の請求金額を大幅に減額することができた事例